
2026年10月5日·4分 分で読む
Al Ghurair Foodsは、タンパク質発酵に不可欠な原料である国内産のデキストロースを、成長を続けるアブダビの代替タンパク質エコシステムに供給することを明らかにしました。この発表は、Global Food Week 2026に先立ち、アブダビ投資オフィス(ADIO)の主導で開催されたProtein Alternative(PALT)カンファレンスにおいて行われました。
New Agrarianが率いるコンソーシアムとの覚書(MoU)に基づき、Al Ghurair FoodsはUAE国内のトウモロコシ製粉事業からデキストロースシロップを製造し、同コンソーシアムがアブダビで計画している400万リットル規模の工業規模タンパク質発酵施設に供給します。本合意により、同社は、エコシステムが国内での確保に取り組んできた重要な投入物を供給するUAE拠点の国内供給元となります。国内で生産することで、エコシステムは信頼性の高い国産の供給源を得て、経済性とレジリエンスを強化するとともに、輸入原料への依存を低減します。
2025年に始動した本エコシステムは、ADIOのアグリフード成長&水の豊かさ(AGWA)クラスターの支援を受けて構築が進められています。AGWAは、持続可能なタンパク質生産における2社の世界的なパイオニアであるVivici、The EVERY Companyに加え、クリーンフードの投資・開発を手がけるNew Agrarianなどのパートナーを結集し、アブダビにおける商業規模のタンパク質発酵能力の構築に取り組んでいます。AGWAは、食料安全保障を強化し新たな経済機会を創出する技術の開発、商業化、規模拡大を支援することで、食料と水のイノベーションにおけるグローバルハブとしてのアブダビの地位を高めています。
Al Ghurair Foodsの参画は、重要な生産投入物を現地化することでこのバリューチェーンをさらに強化するとともに、食品技術がイノベーションから商業規模の生産へと移行できる統合的なエコシステムを構築するというアブダビの目標を後押しするものです。
デキストロースは、Al Ghurair Foodsが食品バリューチェーンの上流へと事業を拡大するなかで生産する、多様化が進む高度な原料の一つです。50年近くにわたる穀物製粉および食品製造の実績と、地域全体に広がる大規模生産施設のネットワークを基盤に、既存の食品・飲料製造を支えてきたその能力が、いまや次世代のタンパク質発酵を支えています。
Al Ghurair Foods最高経営責任者(CEO)のTurgut Yegenagaは、次のように述べました。「Al Ghurair Foodsは50年近くにわたり、地域が頼りとする主要食品を生産してきました。そして私たちは、その能力をバリューチェーンの上流にある高度な原料へと引き続き広げています。デキストロースは、その自然な次のステップです。ここUAEで生産し、タンパク質発酵産業向けの原料として供給することで、このエコシステムに信頼性の高い国産の投入物を提供し、UAEが食の未来の最前線に立てるよう貢献してまいります。」
アブダビ投資オフィス(ADIO)AGWAクラスター責任者のFatima Al Dhaheriは、次のように述べました。「世界的に競争力のある食品イノベーション・エコシステムを構築するには、画期的な技術だけでは不十分です。そうした技術の規模拡大を可能にする適切なインフラ、サプライチェーン、パートナーが必要です。デキストロースのような重要な投入物を現地化することは、アブダビのタンパク質発酵バリューチェーンを強化し、そのレジリエンスを高め、商業規模の生産に向けたより強固な基盤を築きます。ADIOはAGWAを通じてこうした能力を結集し、企業がアブダビを拠点に開発、生産、規模拡大を進められるよう支援するとともに、首長国の長期的な食料安全保障と経済多角化の目標を後押ししています。」
各パートナーは連携して、首長国のタンパク質発酵セクターの長期的な成長を支える、レジリエントで地域に根差したサプライチェーンの構築を目指します。
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